Peony reminds me of…

Japanese Florist in singapore 

This is CARPO FLEURISTE by KUMIKO ISHII LEE

The peony season has come!!

Such a lovely species which reminds me of the days in Paris...

芍薬の季節がまたやって来ました。

季節が巡るたび、この花を見るたび、パリを思い出します。

まだ前職についていた頃、私がパリに行ける季節は限られていました。

初夏、そして秋。

最高と言われるシーズンに、何度もパリへ通い

ヴァンソンから、斎藤由美さんから、

最近の数年は、日本ではレッスンを受けにくくなった谷口敦史さんからも、

花の技術や哲学を盗めるだけ盗んで、

とても貪欲な日々を過ごしていたな、と思い返します。

シンガポールに来てからというもの、(といってももう14年も経ちますが、笑)

私はものすごく図々しく図太くなったなと思います。

と同時に、日本人としての奥ゆかしさや思慮深さはすっかり失いました。

(もともとなかった!という話も)

だって、奥ゆかしくしていたら、シンガポール人の同僚や

インターナショナルな顧客たちに私自身が喰われて尽くしてしまっていたもの。

素敵な大和撫子に出会うと、自分を振り返って恥ずかしくなる瞬間もありますが、

基本的には、今の私の図々しさと図太さが「花の道」を開いてくれたと思っています。

と、考えると、

私がコンプレクスに感じている、花の道一筋では来られなかった事、も

無駄ではなかったかと思うのです。

何事も、振り返ってみれば一つの道の上に連なっている欠かせない要素。

その一つ一つをつないで、まるで星座のように私という形を作り、

その道程は終わる事がない。

嫌な事も良い事も、すべて大事な事なんだと思って日々を過ごしていこうと、

近頃、思い直しました。

何があったというわけではありませんがね。

毎日を大切に、日々に感謝して。

写真は、レッスン待ちの花達。

芍薬は本当に綺麗。

 

 

 

back